【保存版】災害時のアロマセラピー

Aromatherapy




地震や台風、津波、土砂災害・・・
自然災害の多い日本。

わたしたちの力では、
どうすることもできない試練。

災害という困難が訪れた時に、
役に立つアロマセラピーについてまとめています。

衛生面の改善や精神的ストレスのケアなど、
あなたとあなたの大切な人々を守るための一助となりますように。

こころより、祈りと愛を込めて。

なぜ、アロマが災害時に役に立つのか?

精油には、
抗菌・抗ウイルス作用があります。
さらに、心を落ち着けることができます。

ですから、
緊急のときも、アロマがあれば
感染症やストレスから
ご自身や大切なご家族を守ることができます。

災害時に使える精油

👜災害用バッグに必ず加えてほしいアロマは、

  • ラベンダー
  • ティートゥリーorラヴィンツァラorユーカリラディアタ
  • オレンジ(ベルガモット)
  • ペパーミント

そのほか、おすすめの精油は、
ゼラニウム、フランキンセンス、ヘリクリサム、ウィンターグリーン、マジョラム。

そして、何と言っても、
普段使っているお気に入りの香り!!
災害時、『日常』を思い出せる香りは、
心の底から安心感を得られます。
 
精油単体でも、役に立ちますが、
精油のみですと、濃度が高すぎます。
安全・安心に、様々な用途で使えるよう、
これらも一緒にバッグへ用意しましょう。

  • 精製水(ない時は飲用水)
  • 未開封のジェル基材
  • 無水エタノール
  • ホホバオイルなどのキャリアオイル

※精油やエタノールは、火気厳禁です。
火のものとには、十分ご注意ください。

災害時アロマの使い方

続いて、使い方をひとつひとつご紹介しますね。

うがい

コップに水を入れ、
そこへ精油を一滴加え、うがいをします。

感染症予防のためには、
グチュグチュうがいをした後に、
ガラガラうがいをするのがポイント!

この方法で、
口腔内の菌をやっつけて、体外へ上手に出すことができます。

使いたい精油

  • ティートゥリー
  • ラベンダー
  • ラヴィンツァラ
  • ユーカリラディアタ
  • ペパーミント


出血

止血作用のあるゼラニウムを。
ひどい出血の時は、患部や止血点を圧迫しましょう!
ハンカチやタオルに精油を1~2滴加えてあてます。
患部は、心臓より、高くしてくださいね。
この時、血行障害が起きないように、止血した箇所より末端の脈が感じられるか確認します。

手当する人は、他人の血液に触れることは二次感染の原因になります。
必ず、手を洗うか、手当する時は、手袋やビニールで手を覆って、直接、血液に触れないように気をつけたいところです。

災害と出血、圧迫によるストレスで、気分が悪くなることも考えられます。

そんな時は、
オレンジやベルガモットなど、前向きに、
こころを強くしてくれる精油の香りを香るのもおすすめ。

フランキンセンスは、
意識を失いそうな時、フラフラした時、
生きるための中枢へしっかり働きかけてくれます!

キズ、けが

ラベンダーのみ、原液使用ができます。
そのほかのオイルは、ホホバオイルなどで薄めて塗ります。

使いたい精油

  • ティートゥリー
  • ラベンダー
  • ラヴィンツァラ

うちみや骨折などによって、
内出血(あざ)や腫れがある時は、ウィンターグリーンやヘリクリサムもGood!
※刺激が強いので、原液塗布は控えてください

手指消毒

手が洗えない状況は、感染症を引き起こす原因になります。

スプレーに、エタノール10ml、精製水20ml、精油6~18滴をブレンドして。
エタノールがない時は、よく振って混ぜてから使用してください。

もしくは、
ジェル基材を500円玉ほどとり、精油を1滴。
手のひらに、擦り込むように伸ばします。
市販の手指消毒のジェルのように使用できます。

水も、スプレーも、用意できないときは、
ラベンダー精油を一滴、手にすり込みましょう。

使いたい精油

  • ラベンダー
  • ティートゥリー
  • ラベンダー
  • ラヴィンツァラ
  • ペパーミント

精神的ケア

不安を和らげるアロマをチョイス。
オレンジとラベンダーは、過去の震災でハンドトリートメントによる心身のケアで大活躍した心強いブレンドです。

手をスプレーやラベンダーで消毒した後、
ホホバオイルなどを500円玉ほどに精油を1~2滴で薄めて、手や足の裏、胃や心臓に塗り込む。

仲間がいる時は、
ハンドマッサージをし合ったり、
オイルで背中を撫でるのもおすすめ。

指圧よりも、手の体温を感じるように・・・♡
愛を共有します。

ティシュに、
オレンジ、ベルガモットなどの柑橘系の香りを垂らして香るだけでも、
脳に働きかけ、身体や心の緊張を和らげてくれます。

避難所の空気が悪いときは、
ペパーミントのスッキリした香りもオススメ。

マスクがある時は、マスクに、スッキリするお好みの香りを添えて。
感染症予防にも役立ちます。

お風呂に入れない

ボウルやペットボトルにお湯または水を入れ、精油を1,2滴たらす。
タオル浸しを絞って身体を拭く。
※ペットボトルは、精油で溶けるので素早く行ってください。あくまでも、緊急時の対処法です。

ボウルが用意できな時は、濡らしたタオルに、1~2滴精油を直接たらして、タオルになじませます。

このまま、全身を拭いてもよし!
折りたたんで、肩こりや腰痛など気になる箇所に当てると湿布のように使えます。

使いたい精油

  • マジョラム
  • 身体を温めてくれます。

  • ラベンダー
  • 清潔を保ちます。

  • ペパーミント
  • 頭も身体もスッキリ爽快


一生、役に立つアロマ

緊急時のアロマの使い方でした。
基礎をおさえれば、
シーンを選ばず大活躍するアロマ。

アロマセラピーは、一生!
役に立つ生きる知恵です。

いざという時に対応できるよう、
日常からアロマと仲良くなっておくといいでしょう♪

ご質問などがございましたら、
お気軽にお問い合わせください。

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まい先生

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18歳の頃、アロマセラピーによって生理痛が緩和したことがきっかけで、代替医療や統合医療の研究をしながら看護師、保健師として病院へ勤務。ひとりひとりに寄り添っ...

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